先生!私、生理周期が40日なんですけど大丈夫でしょうか!?

query_builder 2018/10/25
ブログ
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こんにちは尼崎市塚口町で不妊で悩まれている方に子宝整体をしている岳治療院の戸田です。

めちゃくちゃ久しぶりにブログ書いてます(^^;

今日は初めて来られた方の問診に入ったときの第一声が

「先生!私、生理周期が長いんです!40日なんですが大丈夫でしょうか!?」

こんなことを話されていたのでそれについて話していこうと思います。

 

まずは生理は教科書では28日周期、これに戻したいとか、近づきたいとかって妊活中の方は思うんですよね!

なぜかって!?

それは28日周期の人は1年で妊娠できるチャンスが12回!

今回の方を例に挙げると40日だとチャンスは8回!

見るからにチャンスが少なくなるわけだから、焦りや不安な気持ちになりますよね


(画像では35日になってます!40日の画像が見つかりませんでした  。)

 

一般的に生理が長くなっている状態を「稀発月経」と言い、39日以上来ない状態。

60日以上の場合だと、一度病院で診察を受けられることをお勧めします。

90日以上だと「無月経」と言われてます。

 

正しい生理周期の数え方はご存知ですか!?

結構女性の方でも曖昧な方が多いと思うんですが、正しい生理周期の数え方は

「生理が始まった日から次の生理が始まる前日まで」の期間です!

皆さんもう一度自分の周期をチェックしてみてください!

勘違いされていると1週間位ずれてくる方がおられます!

 

 

正常な生理周期は!?

一般的に正常な日数は28日と言われています。

なので40日はかなり長い!

て思ってしまいがちですが、

一般的な生理周期は25日~38日になります。

さらに、毎月の生理周期の変動が6日以内なら正常となります。

正常範囲がこんなに広くて周期の変動範囲もこんなにあるなんて、私自身も勉強して初めて知りました。

なぜこんなに正常範囲に差があるのか!?

それは生理周期はホルモンバランスによって絶妙なバランスを取っているので、ちょっとしたストレスや疲労、栄養状態などですぐに崩れてしまうからなんです。

 

生理周期は1カ月では判断できない!

以外に知られてないんですが、生理周期を判断するには最低でも2~3カ月は必要。

もっと正確に知ろうと思えば、数カ月を見ないといけません。

なので、もし、あなたが単月の周期が乱れて悩んだり不安になったりしているのであれば、数カ月の基礎体温を見て判断してみてください。

 

原因がわからないのが嫌!

なぜ生理が長くなるのか!?が一番気になるところのはず。

私もそうですが原因不明って言われるほど嫌なことってなくないですか!?

原因がわかれば対処できるのに原因無い!わからない!って言われたら、何をしたらいいのか!?どうしていいか!?がわからないじゃないですか!?

だから何もない!原因がわからないと言われるのが一番つらいですよね?

 

生理周期が長くなる原因は?

ホルモンがどうとか、卵巣がどうとか、ストレスがどうとか、色々情報がありますが、大きく考えるとこんな状態です!

「卵子の育ちが遅い」

これ、どんな状態かというと、理想の28日周期で例えると、

14日で排卵してその後、14日で生理が来る状態。

排卵から14日後に生理が来るのは変わらないんですね。(例外はありますが)

ということは、排卵までの14日が長くなるわけなんです!

そしたら、なぜ、排卵までの時間が長くかかってしまうのかというと

・・・

卵巣の機能が低下しているから!!

卵巣の機能が低下していると本来14日で育てられる卵子が、20日かかったりすることになるんですね!

 

では、なぜ、機能低下が起きるのか!?

理由は大きく3つあります!

1.『冷え』

冷えの中にも2種類あって、体温はしっかりあるけど末端が冷えている人、と、体温自体が低くて冷えている人

卵巣機能の低下につながるのは・・・残念ながら両方です!

冷えを感じる人は血行が悪い状態!ホルモンの伝達は血流に乗って行き来してますので、必然的に卵巣にホルモンが届きにくく結果的に卵巣の働きが悪くなってしまいます。

2.『ストレス』

妊活にストレスは大敵なのはなんとなく聞いたことると思いますが、なぜストレスが良くないのかですよね!?

大きなストレスがかかったときにそれに対抗するホルモンを分泌する所と、女性ホルモンを分泌する所が一緒の臓器になります!その臓器が副腎です。

この臓器、まれにみる不器用で、2つの事を同時にこなすことができません。

なので、ストレスがかかると女性ホルモンの分泌が減ってしまいます。結果、卵巣の機能が低下し、生理周期が乱れちゃいます。

それ以外にも、ストレスは自律神経のバランスを乱すため、脳から内臓への伝達がうまいこといかなくなることも原因です。

3.『栄養バランス』

よくよく考えると当たり前なんですけど、人間の体(細胞)は食べたもので作られてます。食べるものが悪ければ体は悪くなります。逆に食べなくても、新しい細胞を作る材料がないので壊れていく一方になります。

食生活が乱れると十分な栄養が行き届かず卵巣を働かすよりも生きるためにエネルギーを使うようになります!

こんな話は聞いたことありませんか!?

「無理なダイエットをしたら生理が止まった!」

まさに卵巣を働かすより生きる方を優先したした状態です!

栄養を取っていても偏った取り方をしていたり、食べるものの質が悪かっても生理周期の乱れになります。

 

それ以外に乱れる原因として代表的なのが「多嚢胞性卵巣」「高プロラクチン血症」があります。

 

”多嚢胞性卵巣”

これは、卵巣の中に排卵できない卵胞がたくさんできて排卵しにくくなっている状態。なので、排卵するまでに時間がかかって、生理周期が長くなってしまうんです。

 

”高プロラクチン血症”

出産後に母乳を出すため分泌するホルモンで、母乳をあげている間は妊娠しにくいというのはこのホルモンが排卵に必要なホルモンを阻害して排卵を抑えるためです。

そのホルモンが妊娠、出産していないのに多く分泌されて、排卵を阻害され、無排卵や排卵に時間がかかてしまう状態。

この状態の人は甲状腺(橋本病)の問題があるのかもしれません。

 

 

病院での治療

めちゃめちゃシンプルで卵の育ちを早めるホルモン剤(排卵誘発剤)を使用することがほとんどです。

高プロラクチンの場合は甲状腺や薬の影響でなる事もあるので、その場合はそれぞれの治療法を行うことになります。

けど、ほとんどが、原因不明で、ストレスでも高くなることがあるので、ホルモン剤を使うことが多いみたいです。

 

 

私は、こんな風にも考えています!

  • 排卵が無い場合:薬使うのもあり
  • 遅れてでも排卵がちゃんとある場合:妊娠するための卵を育てるのにその日数がかかっているのでご自身の体の力を信じて待つ!
  •  

    そのうえで

    『子宝整体で出来ること!』

    まず子宝整体では体の機能を最大限発揮することを重要視しています。

    生理周期が遅れるってことは、人間が本来持っている機能が最大限発揮できていないだけだと考えます。

  • 歪みを改善     →血流の改善
  • 内臓整体      →卵巣や子宮への負担を軽減
  • 頭(頭蓋骨)の調整 →自律神経やホルモンの働きを整える
  • 食事指導      →卵巣にしっかり栄養を届ける
  • これで生理周期が整ったり、排卵できていなかった方が自力で排卵できるようになることもあります。

    なので、こういった改善例を目の当たりにしていると、人間本来生まれた時から備わっている力を活かさないのはもったいない!

    もっとご自身の力、子孫繁栄のパワーを信じてあげてもいいんじゃないかな!?って思うんです。

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